前回はハーブのお話、そのあと何かまた頂いちゃったか？そうなんです！先週はラボからなかなか都内ではみかけない、珍しいブドウの新芽をお裾分けしていただきました！ Merci !
ラボもしていたようにフリットにして頂きました！ あくも苦味もなく、爽やかなお味… 旬のもの、特に新芽は春の日本の山菜のように、芽吹くものだから、食すとパワーをもらえる気がしちゃう
さてさて今回はお題の通り、コンフィチュール、ジャムのお話
皆さん、朝食はパン派？
フランスでは朝、パパが朝一番にブーランジェリー、パン屋さんに行き、大抵バゲットを抱えて、そして週末にちょっと贅沢にクロワッサンを買ってきたりすることが多いです
バゲットに美味しいバター、それだけで私は幸せだけど、、フランスではママンが作った季節の美味しいコンフィチュールが食卓に並びます
ラボのFrançoisのママンはミルクジャムを良く作ってくれたそうで… 先日お裾分けしてもらったら、抱えてなめたいくらい美味しいの！
フランスではチョコレートペーストのヌテラをパンにべったりつけてタルテーヌにして頬張る… 小さい子なんて口の周り拭き忘れてそのまま幼稚園に現れる子も！
旬のものををいつまでも味わいたいから保存食を作るのが上手いフランス人、野菜はピクルス、お肉はテリーヌ、良く食べる食べる
ジャム用に箱買い
下には農家さん自家製のコンフィチュールが
ジャム、いや、フランス語でコンフィチュール、スーパーに行ったら売り場に色々な種類が売ってお値段もまちまち
有名なアルザスのクリスチャンフェルベールさんのは本国でもいいお値段！もちろん日本に比べたら安いけど…いろんな種類があってみているだけでも楽しくて！いつもスーツケースは瓶だらけで、友人達が笑っちゃうくらい買い出してパンパン！
沢山のフェルベールさんのジャムが並ぶ
イギリスロンドンの大好きなマルシェ、バラマーケットの中にあるこのお店、ここは本当に色々な種類が売っていて味見も出来て、ミックスジャムなどの種類はもちろん、チャッネもあって毎回行くたびに勉強になりました
研究家としては楽しくってしょうがない
というのも、その昔、東京の吉祥寺駅前にあるハモニカ横丁で親友と2人、ジャム屋を期間限定で出店していた私?
東京の三鷹市はキュウイフルーツ農家さんが有名でそのキュウイを使ったジャム、私が野菜ソムリエという事もあり、ニンジン、トマト、玉ねぎ、など野菜のジャム、義理父に頼んで20年前から植えてもらった畑の無農薬栽培のルバーブのジャムを販売していました
野菜のコンフィチュールって意外かな？？ビネガーを入れたり、スパイスをいれたり、いわゆるチャッネみたいに、もちろん朝食にパンと一緒に頂けますが…
ヨーロッパでは良くお料理に、ベリー系のものをお肉に添えたり…そんな感じで私も使うことの方が多いコンフィチュール
カレーのルーにプラスしたり、スペアリブをマリネしたり、クリスマスに焼いたローストチキンにつけあわせたり
私は良く鴨を焼いてその付け合わせにルバーブや玉ねぎジャムを使います。また生ハムやチーズに添えると、もう唸るくらい美味しい！
新玉ねぎが旬な今はさらに甘くて美味しい
たかがコンフィチュールされどコンフィチュール、もちろん素材が良ければ美味しいものができるけど、意外とごまかせちゃうのもコンフィチュールマジック
そしてお料理を違った感じに引き立てくれましよ！是非お料理に試しあれ！
ラボでは愛媛の二宮果樹園さんの柑橘フルーツでコンフィチュールを作って沢山のお菓子、お料理に活用中！
今、街の八百屋さんで旬が終わりなお買い得な苺を沢山！
見かけたら是非作ってみたらいかが？私は今イチゴジャム作りにはまってます！一緒にできたシロップはラボのみんなはミントを入れて炭酸で割ったり、ミントティーに入れたり、たのしんでます
余ってもお菓子に入れたり、ラボではマフィンにいれたり、クッキーに挟んだり…活用は沢山！またもうちょっとある自粛期間冷蔵庫内に奥にしまって眠っているコンフィチュール見つけて、マフィンやお肉の付け合わせ、カレーにドボン、しちゃいましょ
Belle journée les gourmands
MAMICO