コンフィチュールの話にも出てきたルバーブ 食べたことある?今が旬!フランスではこの時期マルシェに現れ、みんな大好きルバーブです
私も大好きすぎて、まだ日本であまり知られていない20年位前、趣味で畑をしている義理父に頼んで栽培をお願いしたら、毎年毎年山ほど大豊作!これ本当、ルバーブ業者か?と思うくらい出来て格闘することに…
食用には出来ない葉っぱは傘みたいに大きく、食べれる茎はフキに似ています。色は赤、緑とあり、日本ではよく真っ赤なルバーブが好まれるけど、味は赤、緑関係なく同じ、すっぱい!肉質が緑の方が柔らかで、赤の方が締まっています。我が家の畑は緑ルバーブでいっぱいです
タルト、コンフィチュール、チャッネ、コンポート、ケーキ、ティラミス、コンフィやクラフティ、ピクルス…沢山のレシピあるある!
ルバーブは生では食べません。フランスでは甘い甘いお菓子などのレシピが沢山!でも!甘いだけでなく、この酸味を生かしお料理にも使えるんですよ!ローストポークや鴨肉にぴったり!また脂の乗ったイワシにも!ちょっと甘酸っぱさが日本の梅に似ているのかもしれないので、そんな使い方もありなんです!
私は長年大量のルバーブとの格闘で色々研究、作ってきて、周り友人からルバーブといえば私、となってしまいました…大体はコンフィチュールへ、、イチゴと合わせたり、リンゴ、バナナ、、色々な組み合わせで作ってみたり、シナモンやスパイスをきかせて、チャッネにしたり、お肉やチーズと合わせると最高!
アジアが原産のルバーブ、日本語では大黄といわれ、東洋医学の漢方薬で便秘に効くと言われています。とても繊維が豊富!カロリーはそのもの自体は低いけど、お菓子などで食べちゃう場合、お砂糖のカロリーがあるので気をつけて!!
ルバーブの名前の由来はモンゴルやシベリアからヨーロッパに伝わってきたけれど、当初はアジアのよくわからないものがやって来た、ということで、ラテン語で外来の不思議なもの扱いの racine barbare という言葉から来たもの…あらあらあら… それがイギリス人達に認められて、彼らの雨が多い、湿った土地、いや、素敵なお庭での栽培に食用として成功し、パイやタルトで家族のデザートとして愛されるようになったそうな…
大体この5月下旬位から8月中旬までグングン育つルバーブ、気候は涼しげな場所を好むので、日本だと長野県産、軽井沢産が多いかな
フランスだとやはり北東部のアルザスや北部ベルギー国境に接するピカルディで多く作られています
いろんなレシピを紹介したいけど、畑で取れた自分のうちのルバーブで作りたいので、というか、消費活動しなくてはいけないので、の方が正しいかな、ルバーブレシピは徐々に上げていきますね。最近見かける様になってきたので、見つけたら買ってみて下さいね!冷凍庫が空いていたら、是非細かく切って冷凍して保存して!私は毎年夏に収穫したら食べきれない分は生のまま切って少し砂糖をまぶし、ジップロックに入れて冷凍してます!
先日友人から赤いルバーブをいただいたので、私は早速娘の大好きなルバーブとイチゴのクランブルを。熱々クランブルにバニラのアイスをのっけたら、、、
あーん、止まらないんだから!!これにアルザスのミュスカMuscatのワイン合わせたらまた最高!
そして、鴨のローストの付け合わせに、ルバーブソースを明日娘のお誕生日のご飯リクエストに作ります!
Bon anniversaire ma petite!!!
MAMICO