Un délice de fraîcheur

なんと!前回のブログを読んだ友人がホワイトアスパラガスが売っていることをすぐに教えてくれて、買ってきてくれました

Merci!!!

書いてみるもんです!おかげさまで今年も春を迎えることが出来ました?

文明の力、有難い世の中

ちなみに私はリゾットにして
アンティークのアスパラガス柄のお皿に乗せて堪能致しました

ヨーロッパのアスパラ好きはお皿にも表れてますよー

さて、今回はこの時期にお目見えする、
チーズのお話

フランスには300種類以上のチーズ!
があって、アペロや食後に頂く国民食、常に何種類か冷蔵庫にはいってる、みんな大好き

Comte, Reblochon, Brie, Bleu, Chèvre …

スーパーではいつもパック売りでわからないかもしれないけれど、実はチーズにも旬というか…期間限定というのか… チーズ専門店 Le fromagerie をのぞいてみると…その時期お勧めのチーズが黒板に書いてあったり、ショーウィンドウに並べてあります

期間限定で生産され、秋から冬に販売される代表としては日本でもよく見るVacherin mont d’orがありますね、溶かして食べるの、これまたみんな大好き❤

今回は4~5月、ヤギ、羊の出産、授乳シーズンである時期、ミルクの生産量が高くなる時期に見かけるフランスのコルシカ島のチーズ、Brocciu ブロッチュのご紹介

コルシカ島、ナポレオンが生まれた場所、太陽いっぱい、山も海もある美しい島、一番4月のイースターの休みに行くといいとフランス人に勧められたけど、、結局行けず…いつか行きたいなぁと思いを馳せながら… そんな素敵な島で生産されるこちら、コルシカの沢山いるヤギのホエー(乳清)から作られているのが特徴のチーズ

フレッシュチーズなので、製造から5日以内には食べなくてはならないので、なかなか流通しないから見るチャンスが少ないかも…

Brocciu pasuと呼ばれるものもありますが、こちらは15日くらい熟成されて塩気があるものもあるそうです。私はまだ見たことないけど。

どんな感じかというと、イタリアのリコッタチーズに似た感じ。地理的にもイタリアに近いので、特徴が似てるきがします。ちなみにイタリアのリコッタは牛からできるけど、こちらは牛ではなく、

ヤギ?メェェ〜

ヤギ、と聞くと抵抗感ある方もいるかもですが、全く無臭、ヤギチーズが苦手な人でも食べやすいです。

使い方はリコッタと同じ。
味も似た感じ。クセがないの。

コルシカでは特産のマール酒と言うブドウのブランデーとお砂糖をかけて食べるみたいだけど試したことはなく、、

私はこれをコルシカ名産の栗のハチミツと共にいただくのが好きでした。

コルシカ島では、ラビオリの中に詰めたり、
伝統的なお菓子チーズケーキみたいな
La fiadone
フィアドーネに入れてみたり…

シンプル簡単なのは、オムレツ!

卵にブロッチュを入れて焼くだけ、なんだけど、コルシカ島風はここにミントの葉を入れる!

卵にミント、えっ?!と思うけど、これがお口の中爽やかに広がるの

レシピはこちらよ

このチーズ、日本ではなかなか手に入りにくいけど、今回グルメな友人がチーズ専門店フェルミエさんでお取り寄せしたものをお裾分けしていただき、作ることが出来ました!

でもカッテージチーズで代用出来ます!代用しちゃったら違う食べ物になっちゃう…?

いやいやいや、雰囲気は味わえる?? 是非、オムレツにミントの葉を入れてコルシカ島気分を味わってみて!この気持ちいい初夏並みの5月のGWガマンウィーク週末、もってこいの爽やかな一品。

フェルミエさん、今年は残念ながらフレッシュチーズの空輸入荷はコロナのせいでごく僅か、か、もうないそうです。


フェルミエさんで購入できるブロッチュ

ヨーロッパに住んでる皆さん. 是非是非チーズ専門店覗いてみてー!一度お試しあれ!

昨日の5月1日、フランスやベルギーではスズランの日、親しい人、家族にスズランを贈る習慣があり、小さな花束をお小遣い稼ぎに街角売っている子供達を見かけます。スズランは春が来たことを祝い、幸せを運ぶ花といわれてます

Un brin de muguet
Joël Robuchonから頂いた1枚
研究所所有

皆様にもおすそわけ

Bonheur à tous !

MAMICO

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